教育方針

知立東小学校の教育

 知立東小学校は、昭和 42 年 4 月の開校しました。国や地域の景気の変動、知立団地に住む人々の変化などの影響を受けて、児童数の増減や外国人児童の増加などの変遷を繰り返してきました。本校は、「ねばり強い、心豊かな、自立の気構えをもった子の育成」をめざして教育活動に取り組んできました。また、地域の文化や交流の一つの拠点としての役割を果たしていくために、積極的に地域連携を進めています。

教育目標

 校訓『なかよく つよく こんきよく』 を基底とし、「ねばり強い、心豊かな、自立の気構えをもった子」「誰からも愛される東っ子」の育成をめざす。

経営方針

 職員の共通理解と協力体制のもと、多文化共生の校風づくりとキャリア教育を基盤として,確かな学力と豊かな感性の育成を図り,「生きる力」を支える知・徳・体の調和のとれた人間形成をめざした教育を進める。

○児 童
・自ら学ぶ態度を育成し、基礎基本の定着を図る。学習者自身による個別最適な学びをめざす。
・体験的な学習や表現的な活動を重視し、思考力・応用力・多様な考えを生かし合う態度の育成を図る。
・児童の優れた個性を伸ばすとともに、公共の精神を尊び、自他の敬愛と協力する心を養う。
・健康と安全に対する意識を高め、たくましく生きるための心と体を育成する。
○職 員
・教育専門職としての自覚と資質の向上に努め、人権感覚を磨き、情熱と意欲、創意をもって活力のある教育活動を推進する。
・児童理解に努め、一人一人の子どもに寄り添ったきめ細かな指導、支援の仕方を工夫する。
・業務の見直しを絶えず行い、教育成果の向上と教職員の多忙化解消の改善の両立をめざす。
○家庭・地域
・家庭や地域との連携を積極的に図り、信頼される学校づくりを進めるとともに、学校評価を経営に活かしていく。

東小の特色ある教育活動

<きめ細かな指導>
*児童数に比べ教員数が多い特徴(教員の加配)を生かし、たくさんの教師で、全校児童一人一人にきめ細かな指導を行っています。
<指導形態別指導(国語)習熟度別指導(算数)>
*全学年 2 学級を日本語の力や算数の習熟度に応じて3~4つのグループ(のぞみ・ひかり・こだま)に分け、指導しています。国語のこだまグループでは、リライト教材を活用して指導しています。
<多文化共生、共生教育、キャリア教育>
*「一人一人の違いを生かす広い視野と心豊かな感性をもち、夢や目標をもってたくましく生きる子」の育成をめざしています。
<日本語教育の充実>
*本校には、多くの外国人児童が在籍していますが、授業はすべて日本語で行っています。
*「学校の教育活動全体を通しての日本語指導」の充実を図っています。
<知立市魅力ある学校設計事業>
*日本語指導学習サポートによる、外国人児童の支援を行っています。
<大学との連携>
*愛知教育大学生による2・3年児童への算数指導(マスマス教室)を年間12回程、進めています。
*多文化共生の推進について、大学教員から指導を受けて、進めています。
<ランランタイム>
*朝の活動の時間を活用して、低・中・高学年ごとに体力づくり(なわとび、ランニング)活動をしています。
<地域との絆を育む活動>
○学区町内会・団地自治会との共催による学校行事
*学校代表・保護者代表・地域代表からなる「東っ子を育てる会」を中心に、学校行事への参画を図っています。
○東っ子カーニバル
*地域の方などを講師とした講座に参加し、地域とのつながりを深めています。
○地域にはたらきかける活動
*児童に地域イベントの参加や手伝いを情宣したり、地域の方と一緒に運営に携わったりしています。
○昭和未来会議等、地域組織との連携
*商店街や地域の有志による地域行事への協力など、地域活性化の基盤の一つとなっています。

 

知立市早期適応教室:杜若教室

 知立市は、日本語教育が必要な児童生徒に対して、初期の日本語教育や小中学校への適応指導を行う早期適応教室を本校内に設置し、小中学校への早期の適応を図っています。

 適応指導の内容は、

(1)初期の日本語指導

(2)学校生活適応指導

(3)早期に適応するための必要な支援

であり、通室期間は3か月以内を目途としています。

 

資料