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行列東海道「東海道名所の内 池鯉鮒八ツ橋(東海道名所風景)」 三代歌川豊国 文久3年(1863年)刊 知立市歴史民俗資料館発行 絵はがきより |
平安時代の典型的な貴族といわれるのが在原業平(ありわら なりひら)です。
業平の和歌をもとにして「 伊勢物語 」(いせものがたり)がつくられ,そのなかの一首が上記の和歌です。 この歌を作ったところが三河の八橋であるといわれ、「かきつばた伝説」の由緒となっていますし、この土地でかきつばたを愛でる風習が大切にされているもとになっています。 今は八橋町旧跡保存会により、無量寿寺境内の「かきつばた園」が大切に管理されています。かきつばたは知立市の市花でもあり、本校も校章にアレンジしてあります。 本校学区は、目に見える歴史的遺産の多い地域です。 また、八橋町には、「いざ鎌倉」というときに大勢の武士が頼朝のところへはせ参じた旧鎌倉街道もあり、牛田町や来迎寺町には江戸時代の「東海道の松並木」や「一里塚」なども残されています。 場所は時代の変遷により 多少移ってはいますが、現在の学校は、牛田町、八橋町、来迎寺町の接点に位置し、古くから「おらが学校」という地域性に支えられた学校です。 近年、田園の宅地化とともに、流入人口も増えていますが、その気風は受け継がれています。 校庭には、歴史を伝える五本のくすのきの大木が、子どもたちの成長を見守り、明治用水の水を引き込んだ「せせらぎ庭園」が潤いを醸し出しています。 学区には、外部団体として、本校と来迎寺、八橋の二つの保育園の保護者会をはじめ、交通少年団、子供会、婦人会、老人クラブなどを構成員とした「来迎寺学区交通安全推進協議会」があります。 もう一つ大きな組織として、学区の全地域住民が町内会を介して会員となっている「来迎寺学区コミュニティ推進協議会」があります。 また、平成17年度より「防犯ボランティア:来小はぐくみ隊」も発足し、地域全体の緊密な連帯を図っており、学校が機能面、精神面ともに地域に開かれた状態にあると自負しています。 |